越谷で30年 英語 フランス語 ドイツ語 小中高大学 進路指導

  • TEL 048-964-1184

  • 【お問い合わせ・体験受付】14:00-22:40(月ー金)14:00-23:30(土)
 

Category Archives: 哲学

  • -

冬季は、飛躍の絶好の時期です

中3、高3塾生は、入試の課題演習があるので、学校を終えたら、毎日、夕方から教室に入って下さい。各教科、入念に現状学力チェックをして、入試に万全の準備で臨みましょう。各自、細かく指示を出します。

この時期大切なのは、効果的な学習方法と集中力。入試の得点力は、最後の仕上げ方次第で、大きく変わる。これまで蓄積した多くの学習内容は、意識の奥に沈殿しつつ眠っていている。それを目覚めさせ、 統合するのがこの時期です。

不思議なもので、入試が近づくにつれ、精神的な緊張が高まる中、無心になれると、人は、逃避していた「現在」という悪夢のような呪縛と束縛から開放され、対象と直接向き合うことが出来るようになる。それまで脳の片隅に置き去りにされていた化石のような知識や公式が、次々と分節化され、対象化される。知識が概念となり、言語が動き始める。内なる声が聞こえてくる時もある。

「しなくてはいけない」mustの束縛から開放されて「すべきである」shouldという意志が 目覚め る。 あえて遠ざけていた現実が見えてきて、思考が生まれる。その時、人は、自己固有な時間を生き始めている。

受験とは下手をすると後に残された道がないという、ある意味で、自己の「死」の先取り体験である。十代前半、十代半ばの子供達にとって実に過酷な体験である。生き延びるために自己を変革し、変貌させなければならない。

そうした変貌を産むには、もちろん、大きなエネルギーが必要である。しかし、一度その本来の時間の流れに入れると、意識の集中は持続し、思考力が高まっていく。そうした励起した思考力を産み、眠っていたエネルギーを引き出していくのが本来の教育の力であると思う。

エネルギーとは、ギリシア語の「エネルゲイア」が語源で、「潜在力」、「潜勢力」、「可能性」といった意味である。潜在力を現前させる力が、「耕す」という意味での「文化」の本義であろう。それは種を萌芽させ、内に秘めた生命の生長を促すことだ。そのためには常に良質な水と 光と、栄養分が必要である。

勉強しろ、しないと大変だという脅迫は、ある時期の子にとっては有効な脅しだが 、繰り返すたびに効果はなくなる。むしろ反作用で意欲を削ぐ事にもなりかねない。

やってみると、学ぶ事、考えることは、実に楽しいではないか!

本当にそうだね!と思わず声が出てくる。そんな授業が、私のスタートラインである。教える方も相手と一緒に変化して行く。

 

活き活きと目が輝いている塾生たちと、授業空間の中で、大切な時間を共有できるのは、何よりもの喜びです。

毎年、入試の時期は、今まで以上に、塾全体が熱い炎に包まれているように、活気付きます。

後輩たちも、先輩たちのそんな姿を見て、おそらく多くのことを学んでいると思います。

さて、いよいよ冬期特別業期間の始まりです。

第3回英検は1月21日に実施。

第3回漢検は2月10日に実施。

冬休み期間を有効に使って、来季に向けて前進しましょう。

私を含め、教師スタッフ全員、全力で応援します。

ちなみに、教師スタッフ全員、私の教え子です。

卒業生は、みな花田義塾の一員であり、塾生です。

 

塾長 佐藤


  • -

高校入試 数学 に変化 思考力と記述力

Category : 哲学 , 数学 , 未分類

現在、全国の高校入試問題を全教科解いている。まず、北海道から沖縄まで全県の入試問題を数学から解き終えたところだ。大きな変化がある。定式化が困難な問題が増えている。言い換えると、未知数の解をxと置いて、方程式、比例式に持っていく方法では解けない問題が増えてきた。興味深い傾向だ。
中学入試のニュートン算のような問題も出題されている。
ニュートン算とは、例えばこんな問題である。

牧場で牛を20頭放牧させると8日で草が無くなり、25頭だと6日で無くなる。では、45頭を放牧させると草は何日で無くなるか?
もちろん、草は毎日生え続けている。

問題に与えれている数値は4つだけ。そこから、もともと草がどれだけあり、毎日どれだけの草が伸びるのかを求めなければならない。

数学は過去の分析でもあるが、未来の予測こそが本来的な存在意味であり役割ある。そのためには、変化する数値同士の相互の関係を求めることが必要となる。変化の割合。つまり、2つの異なる位相の差を除すること。言い換えると2つの異なる引き算をして、その数値を割り算で、見えなかった相互の関係をあぶり出して見えるようにすること。ニュートンの微分・積分も、そうした思考から生まれている。

本塾は、小学生算数、中学生の数学の授業で、学年枠を取り払った授業を行っている。数学を通して、現象の本質を問う思考形式を身につけてもらいたいからだ。

数学は創造的な思考であり、未来を予測する言語能力だと思う。


  • -

ソシュール言語学について

Tags :

Category : 哲学 , 言語学

 4月17日言語文化研究 学習会で、ソシュール言語学を通して、言語とは何かという難問題について参加者と議論したいと思う。ソシュールについて語る時、まずテキストをめぐる問題点に言及しなければならない。そもそも『一般言語学講義』という書物がソシュール自身によって書かれたものではなく、極めて少数の聴講者のノートを元に、ソシュールの二人の弟子が構成しつつ再現したものだからである。ソシュール言語学の第一人者丸山圭三郎は、いわゆる原テキスト、ソシュールの書込みノートを詳細に検証する事によってソシュール言語学の全貌を再構築することを試みた。丸山圭三郎著『ソシュールの思想』は極めて世評の高い記念碑的な著作である。

“Read More”